11月11日、環7から常磐道に入り守谷経由で下妻に入る途中、水海道から雨になる。
雨合羽の老若男女仲間約40人が揃ったところで畑に移動。2時間に亘るドロンコと格闘の末ベニアズマを堀り上げた。労力の大半は雨で重くなった地上の蔓の刈り取り処分であり、芋本体の堀上は小止みになった少々の時間であったことにショックを受けた。
畑仕事の間、畑の持ち主は直径 90cm の巨大な鍋でパエリヤ焼きに奔走。私達臨時小作人は午後の3時間を掛けて巨大パエリヤを平らげた。今回集まった人々は初夏、同じように集まって芋の植え付けを行ったが、私は初参加なので、耕さず、植え込まず、管理せずただただ収穫するのみの寄生虫。もしこの会に出なければ、ただただスーパーで買うだけの消費者。農業と消費者の関係をつぶさに考えた一日だった。
10kgを超えるサツマイモ、地主さんのご厚意によるバジル、大根、京菜、青梗菜、銀杏など沢山の稔りを積んでライトににじむ雨の高速道路を東京に向かった。
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