唐俑から始まり、飛青磁、鈞窯、水仙桶、天目、耳付き青磁と進み、北宋の白磁に至る押さえきれない高揚を元、明、高麗と徐々に鎮めて李朝に到達、最後を面取り青花で〆る。 心憎い展示の演出。安宅コレクションだけが出来る贅沢。
銀座線三越前駅 7番出口、12月16日 まで
天目の明るく金色がかった星の輝きは、静嘉堂で見るそれの青く深い輝きとは違った華やかさ。飛青磁の斑が得も言われぬ印象を醸す青磁の肌。・・・・
等など、ここにお見せできない逸品の数々は是非三井記念美術館にお運びの上ご覧下さい。
展示ガラス窓下の平型手摺りに腕をのせてジックリ覗き込んでいると、大阪東洋陶磁美術館で同じような姿勢で過ごした長い刻を思い出していました。
11月14日 午後
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